定義リストを使いたい
Markdownは楽で便利なのですが、残念なことに標準ではMarkdownは定義リスト<dl>
を使えません。
Markdownでは、HTMLを埋め込めるので、手打ちでHTMLを書くことで対処できますが、 それだと負けた気分になってしまいます。
Octopress(というか、Jekyll)では、標準のMarkdownのパーサを変更できるので、 定義リストを使えるParserに変更して対処しました。
調べたところOctopressでサポートされていて、 定義リストを扱えるパーサは次の2つでした。
- kramdown
- maruku
両方使ってみたのですが、 marukuの方は既存のmarkdownをうまく解釈してくれなかったので、 kramdownを使うことにしました。
Markdownのパーサの変更方法
_config.yml の 変更
_config.yml
の markdown
を kramdown
に変更します。
# _config.yml
code_dir: downloads/code
category_dir: blog/categories
category_title_prefix: "Category: "
-markdown: rdiscount
+#markdown: rdiscount
+markdown: kramdown
paginate: 10 # Posts per page on the blog index
pagination_dir: blog # Directory base for pagination URLs eg. /blog/page/2/
Gemfile の変更
まず、Gemfile
にgem 'kramdown'
を付け足します。
# Gemfile
gem 'rack', '~> 1.4.1'
gem 'jekyll', '~> 0.11.2'
gem 'rdiscount', '~> 1.6.8'
+ gem 'kramdown'
gem 'pygments.rb', '~> 0.2.12'
gem 'RedCloth', '~> 4.2.9'
gem 'haml', '~> 3.1.6'
次に、bundle install
します。
確認
最後に、rake generate
とrake preview
で確認しましょう。
ちなみに、kramdown
の定義リストは次のように書きます。
定義リストの例
名前
: がむ
: gam0022
HOGE
: * aaa
: * bbb
プレビュー
- 名前
- がむ
- gam0022
- HOGE
-
- aaa
-
- bbb