Twitter名刺ジェネレータを作るにあたって、 ActiveRecord と SQLite3 を使ったので、勉強になったことを適当にメモします。

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ActiveRecord は initialize が遅すぎて CGI には使えない

ActiveRecord をCGIで単体で使おうとしたのですが、ActiveRecord の初期化に数秒かかってしまい、 レスポンスが遅すぎて使い物になりませんでした。

結局、ActiveRecord の部分を生のSQLite3で再実装しました。

Rails のようにサーバが起動したらずっと同じプロセスで動作するようなものであれは、初期化が遅くても問題にはならないのですが、 CGI のように、appache が毎回プロセスを起動するようなものだと、ActiveRecord を使うのは諦めたほうがいいようです。

ActiveRecord の悪口になってしまいましたが、ActiveRecord そのものは本当に便利でした。

テーブルの作成のために ActiveRecord を使うのはいいかもしれないと思いました。

SQLite3 を CGI で使うときはパーミッション注意

SQLite3(というか、ActiveRecordの問題なのだろうか。要検証。) を CGI から使うときは、パーミッションに注意しないと、ハマります。

以下のような例外が起きることが有りました。

  • SQLite3::CantOpenException: unable to open database file
  • SQLite3::ReadOnlyException: attempt to write a readonly database

上のような例外が発生した場合、次のことを確認して下さい。

  • データベースファイルのオーナーが appache のユーザになっているか?
    • appache のユーザとグループが www-data で、データベースのファイル名が db/db.sqlite3 なら、以下のように変更する。
    • chown www-data.www-data db/db.sqlite3
  • データベースファイルを置くディレクトリのパーミッションが 777 になっているか?
    • 例えば、データベースのファイル名が db/db.sqlite3 なら、ディレクトリdbのパーミッションは 777 である必要があるようです。 参考

SQLite3で、Time を渡す時には文字列にしないとダメ

Ruby で sqlite3 gem を使ってtableにプレースホルダを使ってinsert した時、 can't prepare Timeとかいうエラーが発生するときは、値を文字列に変換してやると解消するかもしれません。

# Timeクラスを直接渡すと、can't prepare Time とか言われる例
h = {:time => Time.now, :data = "なんとかかんとか"}
db.execute("insert into table(time, data) values (:time, :data)", h)

次のように、Time クラスを直接渡さずに、明示的に文字列に変換してから渡すと解消するかもしれません。

# Timeクラスを文字列に変換して渡すと解消するかも
h = {:time => Time.now.to_s, :data = "なんとかかんとか"}
db.execute("insert into table(time, data) values (:time, :data)", h)

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